当グループは、材木商として、千葉県という地域に根ざし、まもなく70周年を迎える会社です。戦後間もない1955年に製材業として創業し、その後すぐに木材流通事業。60年代は住宅の資材・建材・住宅設備流通事業、アルミサッシ事業へと取り扱いする商品を増大しました。
70年代に入り、戸建木造住宅の設計・施工・販売を開始し、あわせて、不動産事業を行い、住宅、不動産事業に参入しました。 また、同年代には、木造の建築現場では、大工の手で構造を手で加工することが多かった中、当社は、いち早く工場で加工をするプレカット事業を取り組みはじめました。
その後、90年代には、それまで培ったノウハウとお引渡しをさせて頂いたお客様のためにリフォーム事業を開始し、2010年代に入り、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行されたことを機に、中大規模木造建築物の施工の取り扱いを行い、幼稚園や商業施設などの木質化に積極的にとりくんでいます。さらには、マンションの賃貸管理・買取・再販事業にも本格的に参入し、総合建設業として、あらゆるお客様からのニーズに対応しています。
このように、当グループは時代のニーズに対応し、真面目に、着実に事業を拡大して参りました。現在、ひらいグループをとりまく環境は、大きな転換期を迎えています。少子高齢化、急速に進む人口の減少、地域格差の拡大や、環境問題。
また、「住」に対する消費者ニーズや、ライフスタイルの多様化。これらの大きな転換期に対応すべく、ひらいグループでは、良いサービスを提供し、グループが一丸となり、総合力を結集する経営計画「未来戦略ビジョン」を策定しました。
「新市場の創出」「住まいと暮らしの提案力強化」「グループ総合力の強化」の3本の柱で、社員がいきいきと楽しく働ける場、また、全てのお客様により良いサービスをワンストップでできる経営基盤を構築して参ります。
当グループは、自然を愛し、上質な心地よい住まいと健康的な暮らしを実現できる会社でありたい。木にこだわり続けたい。木の文化を大切にしたい。自然を大切にしたい。「住生活総合企業」として、常にお客様や社会からのご期待に応え、時代の変化から生まれる新しいニーズを掴み、新たな価値を創出していきたいと考えております。
社会から必要とされ、愛される会社になるために、たゆまぬ努力を続けて参ります。
今後とも、一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。